2016年に米「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」に掲載された、企業の環境汚染を暴いた弁護士を取り上げた記事「The Lawyer Who Became DuPont’s Worst Nightmare」を基にした社会派ドラマ。1998年、米オハイオ州シンシナティの法律事務所で働く弁護士ロバート・ビロットのもとに、祖母の知り合いだという農夫が訪ねてくる。農夫は農場の異様な様子を撮影したテープを持参し、地元の弁護士は誰も関わりたがらないとロバートに助けを求める。農夫と共に農場を訪れたロバートは、死んだ家畜や野性動物を埋葬した小山が連なる光景と、泡が浮き川底の小石が変色した川の様子を目の当たりにして言葉を失い…。
2月28日公開